宗二の東下り
茶人・千利休の高弟である山上宗二の非業な生涯を描いた時代小説です。
純粋でかたくなな山上宗二が天下人豊臣秀吉の反感をかって小田原へ下ったが、再び秀吉を怒らせ、耳鼻を削(そ)がれて処刑を受けるまでの半生をつづっています。
安土桃山期の茶の湯の世界や、秀吉の覇王の一面を意欲的に描き出しました。
五本松 昌平 著
四六判、180ページ
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