野菜本来の甘みを存分に感じられる干し芋や干し大根。 乾燥前の野菜と変わらない味で食べた人の心をつかんで離さない「金沢・小池(おいけ)乾燥野菜セット」は、粘土質の赤土に恵まれた自然豊かな金沢市小池町で生まれました。 同町の社会福祉法人「希望が丘」と地元農家でつくる小池赤土野菜組合が共同で手掛けた商品です。
両者の共同開発が始まったのは、2013年にさかのぼります。50~70代の地元農家で構成する同組合はサツマイモの栽培に乗り出していましたが、人手不足に頭を悩ませていました。
そこで、地元の「希望が丘」と組合の間で手を携えることになり、利用者たちが農作業の強力な助っ人として加わることになりました。 春に苗の植え付け、秋以降は収穫や乾燥作業、袋詰めなどが行われ、利用者と職員らが地元農家と一緒に汗を流しています。
この乾燥野菜には常連客が生まれ、こうしたファンからの助言をもとに商品改良にも取り組み、今ではまたたく間に売り切れる人気商品となりました。
乾燥野菜は、「希望が丘」の通所施設「カッコー」からの出荷となります。
小池の赤土がはぐくんだ、人と人のぬくもりと野菜本来の味がぎゅっと詰まった「農福連携」の乾燥野菜を、味わってみませんか。
苗の植え付けから収穫、乾燥作業まで生産者と地元の社会福祉法人希望が丘が連携して取り組んでいます。
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